体重は増えたものを減らすより、増やさないほうが簡単である。しかしずっと家で過ごし、常に冷蔵庫に手が届く環境でどうやって体型を維持できるのか?
アリメンコ医師によると、自宅に“誘惑の食品”をおかない、食品の余分な買い溜めをしないこと。食べ物日記をつけ、食べ過ぎないことが大事だという。
体重増加を防ぐには、食べ物日記や一日のカロリー計算が効果的だとアリメンコ医師は語る。在宅の人は平均1日2000キロカロリーの摂取が必要だ。これをオーバーしない、つまり余分なものを食べないよう、強い空腹感を蓄積しないためには3時間おきに通常の食事をとることを勧めている。
WHO(世界保健機構)は「身体によいつまみ食い」ではなく完全な食事を摂ることを勧めている。これに加え水分補給が重要だ。アリメンコ医師は「水分が十分にとれないと過食が始まる。そのため有益な補食として無脂肪ミルクを入れたコーヒー、甘いもの好きであればそれに砂糖代替品。このような飲み物は水分ストックを満たし、カロリーも高くはない」と語った。
同医師は、家にいても肉体運動の重要さを思い出さなければならないと結んだ。気分を保つためにも身体を伸ばし、軽い体操をしたり、ダンスをする必要があるという。