電話首脳会談はロシア側の要望により実施された。電話会談では新型コロナウイルスのパンデミックに関する状況が協議されたほか、感染拡大阻止に向けた対応が協議された。
会談の中でプーチン大統領はイタリア政府と国民に寄り添う姿勢を表明し、防護服や消毒液、医療機器の提供に加え、医療スタッフの派遣を約束した。首脳会談を受けてプーチン大統領はセルゲイ・ショイグ国防相に指令を出し、これらの支援を早急に進めるよう命じた。
露国防省はウイルス学の専門家や医療スタッフで構成された8つのチームをイタリアに派遣する。これらの医療スタッフは3月22日からロシア航空宇宙軍の軍用機で派遣される。
コンテ首相はロシア側の支援に深謝したとされる。