「10日ほど前に症状が出始めました。ブリュッセルから私と一緒に戻った父も同じ状態になりました。疲労感、悪寒、喉が痛み、咳が出ました。お父さんも全く同じ症状ですが、私よりひどく、熱を伴っています。」
グレタさんの話ではスウェーデンでは新型コロナウイルスの感染の疑いがあっても、救急医療の必要がない場合は検査は行わない。「だから私はCOVID-19の検査をしませんでしたが、私のこの症状はまさにそれだという疑いが非常に高いです。」
グレタさんは2019年、タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。
この他、米経済誌「フォーブス」の選ぶ「最も影響力のある女性100人」にも名前が挙がった。
年が明けて1月、グレタさんは自身が始めた地球温暖化対策を訴える運動「未来のための金曜日」の英語の名称「Fridays For Future」及びスウェーデン語の名称「Skolstrejk för klimatet」も商標登録する手続きを取った。
パンデミックの発表
ジュネーブでのブリーフィングの際に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、世界的な新型コロナウイルスの拡大がパンデミックの性格をおびてきたと指摘した。
「パンデミック」とは伝染病の拡大が特別に深刻な際に使用される表現。国内をはじめ近隣諸国、時には世界中の多くの国々に伝染病が拡大する状況を意味する。
世界保健機関(WHO)は24日、全世界で33万2930人での新型コロナウイルス(COVID-19)感染が確認されたと発表した。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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