1日の新たな感染者が40人以上という数値は東京都では今までで最多。小池知事は事態を「感染爆発の重大局面」と危険視し、今週末の不要不急の外出自粛を要請した。小池知事は23日の会見、都市封鎖などの強硬措置を取らざるを得ない状況への発展を視野に入れていることを示していた。
一方ロシアでも25日、1日の感染者数が前日より163人増え、首都モスクワは120人が新たに感染した。この数は東京都の3倍に相当する。
日本外務省も同日、都知事会見に先立ち、世界全体に対する感染症危険情報をレベル2に引き上げることを発表した。「レベル2」は不要不急の海外渡航をやめるよう要請する内容。日本外務省は3月18日、史上初めて全世界に対する感染症「危険情報」を発表した。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、各国は市民の外出や渡航を制限。また、航空業界も減便や欠航の措置をとるなど、事態は深刻さを増しています。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) March 23, 2020
この世界的大流行(パンデミック)は、いつ収束すると思われますか?皆さんのご意見をお聞かせください。
新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。
中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。
世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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