モスクワ、新型コロナの影響でレストランは営業停止、公園は閉鎖へ ロシアの感染者は840人

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モスクワ市のソビャニン市長はホームページで、3月28日から4月5日までの非労働期間中、モスクワでは大勢の人が訪れる組織や企業の営業に追加制限を発動すると発表した。

ソビャニン市長は非労働期間について、これは休暇ではなく、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置であると指摘し、これに関連してモスクワでは「追加の制限が発動される」と発表した。

モスクワでは、レストラン、カフェ、バー、食堂、およびその他の飲食店は営業を停止する。なお、持ち帰りとデリバリーは例外となっている。

全ロシア博覧センター、ゴーリキイ公園、ツァリツィノ公園、コローメンスコエ、ザリャジエ公園、ソコリニキ公園、クスコヴォなどの公園も一時的に閉鎖される。

ソビャニン市長によると、美容院など、個人がその場にいなければ受けられないサービスの提供も一時的に停止される。

医療、リハビリ、高齢者などの介護、その他の社会サービスや、輸送、銀行、保険、住宅公共サービス、通信、葬儀などのサービスは例外となる。

プーチン大統領は25日、国民向けテレビ演説を行い、新型コロナウイルスの緊急対策を発表した。そのうちの一つとして、感染拡大防止のために3月30日からの1週間は有給の非労働期間と定められた。

モスクワでは26日、新型コロナウイルスの感染者が新たに136人確認された。ロシア全国では1日で18の地域で182人の感染が確認され、感染者数は840人となった。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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