この追加予算は、五輪で使用する建物の賃貸料、追加スタッフと警備員に支払われる。
同誌によると、2019年12月、大会組織委員会がオリンピック予算は126億ドル(約1兆3980億円)と発表。大会延期がきまった今、追加費用の27億ドルを加えると同委員会は約153億ドル(約1兆 6820億円)を開催費用として費やすことになる。よって、2021年開催予定の東京五輪は史上2番目にコストがかかる大会になるだろう。
ちなみに史上最高額のオリンピックは、2014年冬季ソチ五輪で219億ドル(約2兆4060億円)。
全てのスポーツイベントが中止に
3月24日、国際オリンピック委員会(IOC)は、2020年東京五輪を遅くとも2021年夏まで延期すると発表した。同様に2020年東京パラリンピックも延期される。また、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、2020年春夏に予定されていた国際大会はすべて中止となった。
サッカー欧州選手権2020とコパ・アメリカ2020は開催を翌年に延期。今年3月開催予定のフィギュアスケート世界選手権、5月開催予定のアイスホッケー世界選手権など多くの大会が中止となった。
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