ブラウン氏は世界の首脳、保健の専門家、国際組織のトップによる作業グループの創設は新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミック克服へ世界が協調して尽力するために絶対に必要だと主張している。
ブラウン氏は2008年の世界金融危機の影響を国際的に緩和する措置がとられた際に中心的な役割を果たしている。
ブラウン氏の提案する国際協力とは各国の中央銀行がそれぞれの行動を協調し、市場経済からの資本の流出を防止することが柱となっており、国が支払う支援金も協調が可能というもの。
ブラウン氏は「こうした問題には一国の力では太刀打ちできない」と語り、国際社会の行動を協調する必要性を力説している。協調行動の中にはワクチンを探し出し、その生産を組織して、価格の高騰を防止することも含まれる。