発表では、「首都で新型コロナウイルスの新たな感染症例114件が確認された。モスクワではこの間計817人の感染が記録されている。全患者および彼らと密接な接触があった者たちはすでに医療監視下に置かれている」と述べられた。
モスクワでは感染拡大の抑止を援助する最高警戒態勢がとられている。
「市民にはこの9日間緊急性のない外出を控えるよう要請がされている。散歩やショッピング、お客に出かけることはしないのが好ましい。65歳以上のモスクワ市民、また、慢性疾患のある人は、自主的隔離体制を遵守する必要がある」と同本部は強調した。
新型コロナウイルスのロシアの全感染者数は1264人(うち817人がモスクワ)に達し、49人が完治、4人が死亡している。
コロナウイルス、ロシアはこう闘う
ロシアはロシア国民の帰国を目的とする以外、3月27日から外国との定期便及びチャーター便の運航を完全に停止する。
25日、プーチン大統領は3月28日から4月5日までを非労働期間とすると宣言した。 同期間、モスクワでは追加制限措置が導入される。カフェ、レストラン、バー、食堂、飲食店が営業を停止する他、公園も閉鎖、美容室なども営業を一時停止する。