原油価格は4%超下落 新型コロナが需要に及ぼす影響への懸念で

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30日、世界の原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界の原油需要に及ぼす影響に関する懸念により、主要銘柄が4%以上下落している。

日本時間13時58分の時点で、北海ブレント原油先物6月限の価格は4.15%安の1バレル=26.78ドル。

WTI原油先物5月限の価格は4.6%安の1バレル=20.51ドル。

深夜、WTI原油の価格は2002年以来初めて1バレル=20ドルを下回り、1バレル=19.92ドルを付けた。石油市場は依然として新型コロナの世界的大流行などによる需要減少の影響を受けている。

世界保健機関(WHO)の最新情報によると、世界全体で確認された新型コロナの感染者数は63万4000人を超え、死者数は約3万人となっている。

また、「価格戦争」も引き続き市場に影響を与えている。原油価格は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による連合体「OPECプラス」が原油採掘削減について取引指数を変更することも継続することについても合意に達することができなかった後、3月6日から崩壊がはじまった。

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