トルクメニスタン関連のニュースを検閲なしで報じるラジオ「アザトルィク」によれば、防護マスクをして表を歩いたり、パンデミックについて語ると逮捕されかねない。「国境なき記者団」はこの状況について「トルクメニスタン語の辞書から『コロナウイルス』という言葉を削除するラディカルな方法で、トルクメニスタン政府は自国民を危険にさらしている」と評している。
トルクメニスタンの公式発表では、国内の新型コロナウイルスCOVID-19感染例は1つもでていない。3月半ば、グルバングル・ベルディムハメドフ 大統領は国民に対し、ウイルスから身を守る民間療法として中東の植物ペガヌム・ハルマラ(別名シリアンルー)の煙を用いるよう進言していた。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina