米国防総省 集団感染の米空母 その今後について発表

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米国防総省は、新型コロナウイルスの集団感染が発生した原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を帰港させないと発表した。

先にトーマス・モドリー米海軍長官代行は、艦内に約100人の感染者がいると発表。また米海軍司令部は全乗組員5000人のうち3700人の下船を計画している。

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スプートニクは一週間前、同空母艦内の状況はそれほど危機的なものではなかったと報じた。

ギルデイ大将は「セオドア・ルーズベルトの(乗組員の)テストや下船に関して大きな進展があった。また、同艦の任務は完全に遂行されており、現在も運用中」と発表した。

さらに米国防総省マーク・エスパー長官は、米軍での新型コロナウイルス感染拡大を受けて任務を継続しない措置は取らないと述べている。

エスパー長官は「軍を停止することはできない。我々には米国とその市民を守る使命があり、その使命を実行する」と発言した。


米空母「セオドア・ルーズベルト」が最後に入港したのは、ベトナムのダナン港。その15日後の3月24日、艦内で初の新型コロナウイルス感染者が確認された。それを受けて同艦は急遽、米グアムの海軍基地に向かった。

© REUTERS / U.S. Navy米空母「セオドア・ルーズベルト」
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米空母「セオドア・ルーズベルト」

3月30日、米軍横須賀基地に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員にも数人の感染例が出ていることが発表された。

米国防総省は3月31日、現役軍人やその家族、民間の軍関係者(州兵など)が新型コロナウイルスに感染した割合は67%に増加したと発表した。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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