ロシア人ウイルス学のアレクサンドル・セミョーノフ医師はFacebookの自分のアカウントに「ボルシチ」の写真を公開。書きこまれたイタリア風ボルシチのお味は「肉でだしをとったビーツっぽい、キャベツっぽい、じゃがいもっぽいスープ」。本場と違うボルシチではあったが、それでがっかりする人は誰もいなかった。イタリア風ボルシチもまた美味だったからだ。それに本国を離れて、家庭の味に飢えていたロシア人たちにこのボルシチは大ご馳走になった。
ロシアのウイルス学医、感染症医、看護婦らは3月23日、24日にイタリアに到着。地元市民への緊急医療支援、公共の場の除染にあたっている。ロシア人専門家らはイタリアの中でもウイルス感染のホットスポット(感染者が急増している場所)であるロンバルディア州ベルガモで活動している。
最新の発表ではイタリアの感染者数は11万0574人。1万3155人が死亡し、1万6847人が完治している。
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