同誌の計算によると、3月1日のトランプ大統領の資産額は31億ドルを超えていた。3月18日には約21億ドルまで減額。主な原因はトランプ氏所有の不動産価格が落ちたことだ。同誌は、トランプ氏の会社の株価が急速に変化していることから、資産額も変わっていくと指摘している。
フォーブス誌によると、トランプ氏の資産で最も価値があるのはニューヨーク市中心にある商業不動産で、オフィス用貸出スペースも含まれている。現在、ニューヨーク市民は不要の外出が出来ない状態で、同市のビジネス活動も著しく低調となった。その結果、同誌の計算ではトランプ大統領が所有する不動産は約19億ドルから12億ドルまで価値を下げているという。
トランプ氏は2017年の大統領就任を前に、不動産会社トランプ・オーガナイゼーションのすべての職を退き、息子のドナルドJr.とエリックに経営を譲ると発表した。ただし会社を手放したわけではなく、弁護士はその理由を、残る家族に迷惑をかけてまで安値で売却するわけにはいかなかった、としている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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