エアバス社 A320の大幅な生産削減を検討中=ロイター通信

© Sputnik / Maksim Blinov / メディアバンクへ移行Airbus A320
Airbus A320 - Sputnik 日本
サイン
欧州大手航空機メーカー、エアバスは最人気モデルA320の大幅な生産削減を検討しているという。情報筋の話としてロイターReuters通信が伝えた。コロナウイルス蔓延による航空機産業の全体的な停滞が影響しているという。

情報筋によると、生産は今後3-6カ月で半減するという。エアバス社はすでにサプライヤー各社に対して、月産36機の通常スケジュールの4割減で供給を行うように依頼済みとのこと。コロナウイルス感染が拡大する前、同社は2021年にA320を月最大63機に増産する予定だったが、現時点ではこの計画は白紙になっている。

さらに情報筋によると、A350も生産削減となる可能性があるという。コロナウイルス感染拡大前の同モデルの生産数は月平均9.5機だったが、サプライヤー各社には月平均5機の生産に合わせた供給を行うよう通達があったという。A330については、現在は月平均3.5機だが、月最大2機まで生産縮小の可能性がある。

関連記事

米ボーイング、欧州エアバスよりアメリカン航空の受注下回る

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала