伊イル・ピッコロ紙の報道によれば、事件が起きたのはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア自治州の小都市グラド。
女性が外出する様子は通りで警備にあたっていた警官らに目撃された。何度も外出を繰り返す女性に警官らは家から出ないように注意したものの、一向に効き目がなかったため、女性が11回目に家を出た際に警察はとうとう280ユーロの罰金切符を切った。イル・ピッコロ紙の報道によれば、罰金は30日以内支払われなかった場合、超過料金がプラスされ、400ユーロにまで膨れ上がる。
イタリアではコロナウイルスの感染蔓延で厳格な外出禁止令がしかれており、必要もなく家から出ることはできない。同様の厳しい外出禁止令は隣のスペインでも行われており、市民は知恵を絞り、なんとか外に出る方策を探ろうと四苦八苦している。スペインの現在の日常については、地元のスプートニク特派員の記事をお読みください。