警戒事態1月半でスペインは日常生活に戻れる

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スペイン当局は、同国では4月26日以降、次第に日常生活に回帰し、自主隔離状態を脱却できるとの期待を表している。スペイン政府公式報道官のマリヤ・ヘスス・モンテロ財務相はこうした声明を表した。

スペイン議会は明日4月9日、警戒事態の再延長を行う。同国は3月14日に警戒事態を宣言しており、今回は4月26日まで延長される。

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モンテロ財務相はTV局「アンテナ3」からの取材に、「4月26日から市民は日常の生活に回帰し始めることができる」と語った。一方でペドロ・サンチェス首相はこれより前の声明で、警戒事態が4月26日以降も延長される可能性を否定してはおらず、ただし、制限措置は次第に緩和されると語っていた。

モンテロ財務相は、4月末から通りや広場に出ることは許可されるものの、スペイン政府は何が許可され、何が禁じられるかについて厳格な規則を準備していると述べている。このようにしてスペイン政府は新たな感染の蔓延を防ぐために検疫状態からの順次脱却を計画している。

スペインの市民生活については、マドリード在住のスプートニク特派員のルポをお読みください。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新データによれば、現在スペインの感染者数は14万6659人。死者は1万9145人にのぼり、4万8000人が完治している。


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