SNSには新しい動画が次々と投稿されている。これらの動画では、夜8時頃の街が遠吠えに包まれている。もう皆さんお分かりのように、吠えているのはコヨーテやオオカミではなく、人間たちだ。たとえばこれは、途中で遠吠えが笑い声に変わっていることでもわかる。
8pm moon howl from my balcony in Denver, CO. Thank you all essential and front line folks! pic.twitter.com/htoPed33cG
— Prof Chris (@ProfChristinaA) April 7, 2020
この奇妙な趣味を会得した達人たちは、遠吠えは彼らにとって治療効果があり、気持ちを落ち着かせ、「群の中にいるように感じる」ことを助けると主張する。簡単に言えば、これは自主隔離によって生じた感情の問題を取り除くためのエキセントリックな方法以外の何物でもない。
Shakira prepared us for this very moment pic.twitter.com/vdFfTqpZPo
— Danika Worthington (@Dani_Worth) April 7, 2020
この遠吠えの最も忠実なファンがいるのは、カナダのエドモントン。地元住民のエマ・ケイト・ラロシェルさんは、遠吠えクラブを立ち上げ、SNSにファンページを作成し、すでに約5000人がフォローしている。
The #Denver Howl at 8:00 p.m.
— Manuel Lopez del Rio (@mlopezdelrio) April 3, 2020
These are tough times and our collective angst is teaching me that we have been connected to each other this whole time, even though I never noticed when I passed a stranger by before all of this started. pic.twitter.com/vjpIQ0WukI
エマさんは「ただ毎晩、家の玄関に出て吠えていました。最初は1人でやっていましたが、そこにこの家を一緒に借りているルームメイトが加わりました。数日後、私たちの遠吠えにご近所さんが吠えて返事をするようになったんです」と遠吠えを始めた頃のことを語った。
「今世界は狂っています。うっぷんを晴らすために空に向かって叫ぶチャンス。これは素晴らしいですよ」
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