チャレンジを宣言したのは東部のベッドフォードシャーに住む元大尉のトム・ムーアさん。ムーアさんは4月末に迎える100歳の誕生日までに自宅の庭を25メートルずつ100回歩行器で回ると宣言。
I’ve just been sent this incredible picture from Rebecca Osborne - thank you my dear. #walkwithtom #TomorrowWillBeAGoodDay pic.twitter.com/vouZJer9N1
— Captain Tom Moore (@captaintommoore) April 15, 2020
ムーアさんのツィッターのコメントを読むと、ムーアさんは英国の国民保健サービスのためにこれだけ勇敢な行動をとっているのだからナイトの称号を叙勲されるべきだという声もあげられている。
ムーアさんはかつてガンを病み、大腿骨を骨折し、国民保健サービスの医療者に大変お世話になったことがある。同サービスで勤務する「素晴らしい」医療者に何とか感謝したい一心で始めたムーアさんのチャレンジだったが、なんと目標額を大幅に上回る支援金が集まりつつある。ムーアさんはこう語る。「勇敢で感動的な医師、看護婦、看護士らの働きはあまりにも価値の高い行為だ。」
ムーアさんのキャンペーンが集める資金は全額、国民保健サービスの慈善基金「チャリティーズ・トゥギャザー」に寄付される。基金のエリー・オートン代表は、ムーアさんの行為は全国に感動を巻き起こし、市民はこれに鼓舞されていると語っている。
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