ソニーの計画では、このロボットはユーザーのゲームを注視し、その感情を読み取り、そして援助を行う。たとえば、もしゲーマーが対戦相手を撃ち負かすことに成功したなら、ロボットは喜び、反対に相手が強いことが分かると、落胆してみせる。
特許によれば、友達ロボットは同様に持ち主を叱ったりもする。所有者がロボットの充電を行わなかった場合、ロボットは持ち主を叩いたり叱ったりし、ゲーム中にゲーマーを励ますのを止めてしまう。
ソニーでは同様に、こうしたロボットの所有者は映画やテレビドラマの鑑賞で、独りでは味わうことのできない、より多くの満足感を得ることができると指摘する。
友達ロボットのリリースに関しては今のところ詳細は明らかになっていない。特許ではロボットは「人の姿をしたペット型ロボット」とされている。
また、大体においてこうした友達ロボットが登場するかどうかも明らかではない。「ビジネス・インサイダー」は、特許の大部分は実現の具体性がなく、構想の段階で留まっていると指摘する。また、このロボットを実現させるメリットについてコンセプトが詳細に記述されているが、しかし、「ビジネス・インサイダー」によれば、それはとても奇抜な考えだという。
関連ニュース