ビル・ゲイツ夫妻、パンデミックに備えかなり前から食料を確保

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コロナウイルス感染拡大により、世界中で食料やトイレットペーパーの買いだめというパニック現象が見られている。しかしCNBCによると、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツとその夫人はコロナウイルス大流行が始まるかなり前から食料を確保し始めていたという。

メリンダ・ゲイツさんは先週木曜日にBBCラジオライブのインタビューに応じ、「私たちは何年か前にこのテーマについて話をしました。きれいな水がなかったらどうなるか、食料が足りなくなったらどうなるか、どこに行ける、家族として何ができるか、など。こういう準備は自分たちでやらなければならないと思います」と語った。

「私たちは準備を整えてきました。非常時用の食料が地下室にあります。そして私たちは皆、今は同じ状況にあるのです」とCNBCはメリンダ夫人の言葉を伝えた。

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またメリンダ夫人は、ゲイツ家が「特権的な」立場にあることを認めている。「毎晩、よく話題にしているのは、私たちがいかに幸運かということです。私たちは恵まれていることを分かっています。食事の前のお祈りで、世界中の多くの家族と違い、食卓の食べ物を手に入れるのに苦労していないことに感謝をしています。」

CNBCは、2010年にインフルエンザH1N1が大流行した際、ビル・ゲイツ氏は自身のブログで将来のパンデミックについて警告していたと指摘。2018年4月に同氏は、世界はこのような展開に用意ができておらず、懸念すべきである、と発言していた。

CNBCはゲイツ氏の「世界はパンデミックに対して、戦争と同じように真剣に構えなければならない」という言葉を取り上げた。

CNBCによると、ビル・ゲイツ氏が少年期を過ごしたのは冷戦時代であり、若い頃からこのような準備に慣れているという。ゲイツ家の地下には食料樽と水が確保されている。

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