チェコ政府が検疫体制の緩和を決定したことにより、チェコでは24日以降の国外移動が可能となった。
チェコでは3月12日から1か月間にわたって緊急事態が宣言されたことで、国民の国外渡航と外国籍者の入国が制限されていた。緊急事態宣言はその後、4月30日まで延長された。
ヴォイテフ保健相によれば、国内では感染拡大が収束していることから、24日から国民の自由な外出が許可されるほか、10名以下の集会であれば開催が可能となる。また、小売店の閉鎖やサービス業の活動停止は不法であるというプラハ市裁判所の判断を受けて、経済活動の再開も認めた。
ただし、チェコ政府は緊急事態の宣言を取り下げることなく、5月25日まで延長することを閣議決定し、議会に承認を求めた。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新集計結果によれば、チェコでは7187人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち210人の死亡が確認された。
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