「ルビー・プリンセス」号は3月19日にシドニーに入港、その際に検疫手続きは受けていなかった。同テレビは、オーストラリア国内のコロナウイルス感染の10件に1件、また20名を超える死者には同船が関係している可能性があるとしている。
One month ago, 2700 passengers were allowed to disembark the Ruby Princess – without passport or temperature checks.
— Chris Bowen (@Bowenchris) April 18, 2020
This boat is responsible for 1/10 coronavirus cases in Australia.
Border control is the responsibility of the Federal Government. This has been a big failure. pic.twitter.com/rqZ9LkgVPx
同船の行き先については明かされなかった。豪ニュースサイト「9News」によると、同船の所有者である「カーニバル」社は7月にアラスカ方面へのクルーズを再開する意向だという。
ニューサウスウェールズ州警察は、同船の豪入港前にクルーズ主催者がコロナウイルス感染症例について把握していたかどうか調査を進めている。ルビー・プリンセス号には乗組員約300人が残っており、残りの船員は隔離措置の後に自国に戻ったという。
© Sputnik / Savitskaya Kristina医療用マスク:使用説明書
医療用マスク:使用説明書
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