沿岸警備隊の発表によると、「23日午後以降、27隻のタンカーが南カリフォルニア沖合に停泊していた」。沿岸警備隊のマーシャル・ニューベリー広報担当は「状況が独特であることを考慮し、沿岸警備隊は停泊中の船舶の安全及び環境保護のために、沿岸警備隊の活動方法を常時分析し、順応させていると指摘した。
The #USCG is closely monitoring the increased presence of tanker vessels anchored off the coast of Southern California. pic.twitter.com/i6HuX6wxgn
— USCG Los Angeles (@USCGLosAngeles) April 24, 2020
なお、沿岸警備隊はタンカーの所属先および、多数のタンカーが集まった理由については明らかにしていない。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、かなりの数の石油タンカーがマルタ、南アフリカ、その他の国の沖合に存在していると報じた。同紙はその理由について、市場の供給過剰と陸地の貯蔵施設の空きスペース不足による石油の長期貯蔵のためにトレーダーが船を使用しているからだと説明している。
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