日本時間13時46分の時点で、WTI原油先物6月限は13.38%安となり、1バレル=11.07ドルまで値を下げた。
北海ブレント原油先物7月限は3.08%安の1バレル=22.36ドル、ブレント先物6月限は4.5%安の1バレル=19.09ドルまで値を下げた。
世界中で貯蔵能力の限界に懸念が高まっていること、またコロナウイルスに関連する制限は徐々に解除されるため、燃料需要の回復が遅いことなどから、原油価格は2日連続で下落を続けた。
ロイター通信が伝えたANZ銀行アナリスト、ダニエル・ハインス氏によると「新型コロナウイルス感染者は減少し始めており、一部の国では制限解除も始まっている。その一方で、需要の急速な回復は起きないと市場が判断しつつある」という。
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