「過去24時間で新たなCOVID-19感染症はロシア全国82地域、5841件確認された。そのうち2624件(44.9%)には症状がみられなかった。」
24時間の新たな感染者が最も多かったのはモスクワ市の2220人、次いでモスクワ州の6868人、サンクトペテルブルク市の290人と続く。24時間の死者は108人、これで死者は計972人となった。
これより前、ソビャーニン・モスクワ市長は、モスクワ行政府はコロナウイルス患者用1万病床分の追加的一時入院施設の確保に向けて解決策を練っていることを明らかにした。ロシア国内メディアが情報筋の話として伝えたところによると、モスクワ行政府は一部商業施設を入院治療目的に再整備する案も検討しているという。報道によると、現時点で患者の療養施設として検討されているのはVDNKh(国民経済達成博覧会)、リュブリノの商業施設「モスクワ」、カシールスコエ大通りの自動車センター「モスクワ」とのこと。
28日、プーチン大統領は国民への演説を行い、現在、実施されている非労働期間をさらに5月11日まで延長すると発表するとともに、自主隔離体制の段階的解除および経済復興計画を策定するよう指示した。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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