この写真を手掛けたのはロシア人の芸術家、オリガ・シルニナ氏。彼女は様々なモノクロのアーカイブ写真に着色し、自身のサイトで公開している。
75周年という大きな節目を迎える今年、毎年恒例の軍事パレードは、安倍首相をはじめ各国の首脳を招待するなど大々的に行う方向で準備を進められてきた。しかし、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、遂に延期されることが決まった。
しかし、パレードは延期になれど、75年前の記憶は色褪せることはない。シニルナ氏の手によって鮮明に蘇った、当時最前線へ赴いた兵士や街の様子をご覧ください。

ソ連の女性航空部隊「第46親衛夜間爆撃航空連隊」の隊員ナターリヤ・メクリン

スターリングラード攻防戦後、ナチス独軍の包囲から解放されたスターリングラード(現・ボルゴグラード)市内中心部

赤軍パルチザン(1941年)

勝利の印に海軍旗を掲げる赤軍水兵(1944年)

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© 写真 : Color by Klimbim / Olga Shirnina
北西戦線第11軍の兵士へ慰問袋を贈るモンゴル代表団のメンバー(1942年)

モスクワ州モジャイスク周辺 負傷した仲間を橇で救護所へ運ぶ兵士 (1942年1月)

リュボーフィ・ロゼノワ二等兵 ドイツ、ベルリンにて(1945年7月

爆撃で破壊された街でがれきを運ぶソ連女性たち

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ボリショイ・ドラマ劇場の前、観客がソ連空軍の活動を見上げる、レニングラード(現、サンクトペテルブルグ)

路上に並べられた薪、モスクワ(1941年)

ソ連の女性航空部隊「第46親衛夜間爆撃航空連隊」の隊員ナジェージダ・ポポワ

敵を待ち伏せする海軍歩兵の偵察兵(1942年) 

ドイツ国会議事堂(ライヒスターク)の屋上に赤旗を掲げるソ連兵

偵察兵が奪った独軍の対戦車砲を調べるソ連兵(1944年)

戦線との通信をつなぐ(1941年)
