ボーイング社によると、AI搭載無人機は有人機と協調し能力を拡張することを想定しており、約50年ぶりとなるオーストラリア国内における軍用機の設計・製造となった。これは試作1号にあたり、同社は計3機の試作を予定している。
2019年、豪国防省は米ボーイング社との無人軍用機の共同開発に向け、約4000万ドルの投資を行うと発表した。
当時の発表で、無人軍用機は「AIを搭載し、単独で飛行するか、あるいは他の軍用機と安全な距離を保ちながら有人機の支援を行う」と想定されていた。
今年1月、米国は空中戦におけるAIの有用性試験を行った。学習したニューラルネットワークがパイロットと同じ行動をするか、テストが行われた。