BFMテレビによれば、フランスのビールメーカーはいずれも苦しい状況に置かれている。
2019年冬の段階でビールメーカーは今シーズンの備蓄を用意していたものの、販売低迷により出荷の目途が立っていない。これにより1000万リットル以上のビールが処分され、業界は大きな打撃を被るとし、組合は政府に財政支援を要請している。
フランスでは5月11日から段階的に外出規制が緩和され、公園や学校が開放されるほか、商店街の営業も再開が認められるものの、カフェやバーの営業再開については許可が下りていない。飲食店の営業再開について政府は5月下旬に検討するとしている。また、パンデミックにより多数のイベントが中止となったほか、旅行業界の低迷も深刻となっており、ビールの消費量が低下する一因となっている。
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