ニューヨーク・タイムズ(NYT)が米航空業界団体エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)の報告書を引用して報じた。
NYTの報道によると、A4Aのニコラ・ カリオ代表は、米航空業界はこの危機からきわめて悲惨な状態で抜け出し、パンデミックが始まったわずか3か月前にあったものはほとんど残らないとの見方を示した。
NYTは、米国では3月から旅客数が95%減少したため、同国の航空会社は6月までの定期便の80%以上を含む数十万便の運航を停止したと報じている。
米財務省は3月末、米国の航空会社を支援するために250億ドルを拠出した。4月中旬、財務省は、アメリカン航空やデルタ航空などの米航空大手10社がこの支援を申請する見通しを示した。