2つの五輪金メダルを持つプルシェンコ氏は、インスタグラムのストーリーで「またチームの下っ端が出てきて好き勝手吠えている。トゥトベリーゼチーム、滑稽なスタッフを大人しくさせてくれ!アリョーシャ(ジェレズニャコフ氏)、大変よくできました、座ってよろしい!」と反応した。
ジェレズニャコフ氏は「うちの選手が皆そうであるように、サーシャ(トルソワ選手)の成長の原動力となったのはチーム内の激しい競争だったと思う。進歩のための本物のエンジンはここにある。今後はどうなるだろうか?弱い選手の中で一番になる?」と自身の意見を書き込んだ。また同氏はプルシェンコ氏に対し、トルソワ選手の新しい作品の振付にトゥトベリーゼコーチを雇ってはどうかと投げかけた。
ジェレズニャコフ氏はトルソワ選手の移籍について「今回のようなことは個人的に大変不愉快。自分にとって選手たちは家族のようなもの」と受け入れられない気持ちを説明した。
トルソワ選手がトゥトベリーゼコーチのもとを離れたニュースは6日(水)に明らかになった。移籍の理由については様々な説が流れるが、同選手に対するコーチの関心不足だったとも言われている。
昨シーズン、トルソワ選手は1つのプログラムで4回転ジャンプを複数回実施し世界中を驚かせたが、成績は同門3選手の中で最も低かった。欧州選手権はコストルナヤ選手(16)、シェルバコワ選手(16)に次いで3位。またグランプリファイナル、ロシア国内選手権でも3位だった。
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