原油価格は3月初頭に崩壊。その原因となったのはコロナウイルス蔓延による世界危機、そしてOPECプラスの減産交渉の決裂だった。新たな協調減産には23ヶ国が同意し、4月12日、合意締結の運びとなった。
新たな減産合意にこぎつけたものの、原油価格は高い水準では安定していない。専門家はこれを、減産量が期待を下回ったこと、市場から過剰分を取り除くことができなかったためと見ている。依然として需要は少ないため貯蔵施設はほぼ限界状態のままだ。
石油貯蔵施設の限界は深刻で、WTI原油先物価格は大下落、一時マイナス価格となった。
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