同病院のケナル・ジャベリ医師らは、3月1日〜4月5日に入院した新型コロナウイルス患者5449人の医療記録を調査。その結果、全患者のうち36.6%が急性腎障害を発症し、そのうちの14.3% が緊急透析を必要としていた。
ジャベリ医師によると、新型コロナ患者の37.3%が腎臓に障害がある状態で病院に到着したか、入院後24時間以内に腎不全を発症した。また、人工呼吸器の使用を必要とする1000人以上の重症患者のうち、約90%が急性腎不全を発症していた。
一方、急性腎不全を発症したものの人工呼吸器を必要としない患者は21.7%。
ジャベリ医師は、このような状態に陥るリスク患者の割合を知ることは、病院が新型コロナ患者急増に備えて必要な設備やスタッフの配置を計画する際に役立つと指摘している。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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