この書簡は5ページからなる草案で、米国はWHOに中国と同じ金額を拠出する予定だと書かれている。結果的に、中国が拠出額を増やせば、米国も同様に負担増を検討するという。
書簡には「欠点はあるにせよ、WHOはやはり大きな可能性を持っていると信じている。特にこの世界危機の中で、WHOがその可能性を活かすところを見たいと思っている」とある。
また手紙には、公衆衛生の決定を行う際は、WHO事務局長は政治的圧力から解放されるべきだと記されている。
4月中旬、WHOは中国に対して政治的に偏っているとして、トランプ大統領はWHOへの資金拠出の一時停止を発表した。
これに対して国連のグテーレス事務局長は、今はWHOへの資金拠出を縮小する時期ではないと発言。日本の安倍首相もWHOへの支援を表明した。
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、米国が今後、WHOへの資金拠出を再開することはないと発言している。
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