ドイツ各地では政府が導入した規制措置に反対するデモが4月から定期的に開催されている。ベルリンでは16日、警察発表で1000人近くの参加者がこの抗議活動に加わった。
Massive Protest in Berlin, GERMANY about the fake virus and total dictatorship....#coronavirus #smritiirani #lockdown #MigrantLabourersDying #india #Covid_19 pic.twitter.com/YVL2smrzGP
— Yavin Solomon (@YavinSolomon) May 16, 2020
警察は集会や公衆衛生について当局が定めた規制に違反した罪に加え、公務執行妨害容疑で300人以上の参加者を拘束した。拘束の際にはデモ参加者らとの衝突にエスカレートし、警官5人が負傷した模様。そのうち1人は病院で処置を受けている。
ドイツでは4月21日以降、規制が段階的に緩和されてきているものの、全面的な規制解除を求める抗議活動は後を絶たない。政治家や市民の多くはこうした抗議活動が過激な思想グループによって主催されているとして批判的態度を強めている。
ドイツでは現在、Covidiotenというハッシュタグが大流行している。これはCOVID-19とイディオット(愚者)を掛け合わせたものだ。抗議デモの参加者を指すこともあれば、政府の自粛要請を素直に受け入れる人々を指すこともあるという。
米ジョンズ・ホプキンス大学の最新集計結果によれば、ドイツでは17万6369人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち7962人の死亡が確認されている。回復した人の数は現時点で15万4011人に達している。
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