周辺を嗅ぎまわるハイエナが、ニシキヘビをロックオン。獲物であるインパラ(ウシ科の動物)を背後から奪い去る瞬間が鮮明に捉えられている。
しかし、この予想外の事態にビックリしたのはニシキヘビだけではないようだ。これを撮影した現地ガイドのジェイソン・ジュベールさんによると、ニシキヘビがインパラを狩るのは非常に珍しいことだという。
「これには驚いた! 13年ガイドをやってきたが、こんな光景を目撃したのは初めて」と彼は語った。
クルーガー国立公園は、アフリカ大陸でも有数の野生動物保護区。約1万9千平方キロメートルで、日本の四国ほどの総面積を誇る。