AFP通信によれば、21日、アストラゼネカ社は、「ワクチンの開発と生産、供給」のため米国から融資を受けたことを発表した。同社は、世界中にワクチンを供給するため、各国政府や世界保健機関(WHO)をはじめとする国際的な保健機関との関係を維持していると強調した。
アストラゼネカ社は、初のロットは9月に供給されるという希望を表明した。同社によれば、最初のワクチン4億 回分はすでに受注を受けているという。
5月中旬、フランスの製薬企業サノフィ社の代表が、米国はワクチン開発に投資したことから優先的に新型コロナ用ワクチンを受けとることになると発表し、大きな話題となった。この発言にフランスのマクロン大統領は不快感を示し、19日にサノフィ社代表との面会を設定した。
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