内務省の発表によれば、容疑者の氏名はアレクセイ・バルィシニコフ(34歳)、チュメニ州ニジネバルトフスク市出身の男性。
バルィシニコフ容疑者は23日、6人を人質にモスクワ市内のアルファ・バンク(ゼムリャノイ・ヴァル通り支店)に立てこもり、金銭を要求した。目撃者の証言によれば、容疑者は爆発物を所有していたという。SNSでは容疑者が人質を相手に会話をする動画が広まっている。
Алексей Барышников, захвативший сегодня Альфа-банк, звонил Бузовой через инсту, чтобы спросить с неё «за весь этот пиздец». Но она не ответила, пришлось ждать захвата с единственным заложником. Остальные ушли через чёрный ход.
— Независимый взгляд 💥 (@zgldz) May 23, 2020
Заложник снимал online в сеть всё происходящее pic.twitter.com/MUmZlDGbaO
バルィシニコフ容疑者は複数の銀行から合わせて180万ルーブル(日本円で約270万円)を借り入れており、返済に困っていた模様。事件を知った大学時代の友人はリアノーボスチ通信の取材に対し、容疑者は卒業後に故郷を離れて以来、人が変わったようだったと話している。最近ではSNSに「もうすぐ面白いことが起こる」と投稿していたという。
警察によれば、容疑者は犯行を認めている。警察の尋問に対し容疑者は、「真実を知りたかった」と話したという。何についての「真実」かは、報じられていない。
Захватчик отделения банка в центре Москвы — Алексей Барышников, 34-летний уроженец Нижневартовска. Мотивы его поведения до сих пор неизвестны pic.twitter.com/yxMqyB18us
— НТВ (@ntvru) May 23, 2020
検察は人質事件について定めたロシア刑法第206条に従い、刑事事件として起訴の手続きを進めている。
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