最高裁の発表によれば、プーチン大統領による解任命令の撤回を求める訴訟手続きは5月20日に行われた。
プーチン大統領は1月29日、チュヴァシ共和国のミハイル・イグナチエフ元首長が大統領の信頼を失ったとし、任期は半年以上残されていたものの、同氏を首長の座から解任した。代理として、ロシア議会下院(国家院)で民族問題委員会の委員長を務めていたオレグ・ニコラエフ議員(野党「公正ロシア」)を空白となったポストに指名した。
ニコラエフ議員は2月15 日に下院で担当していた職務を辞し、チュワシ共和国の首長に就任した。
チュワシ共和国の首長を選ぶ国民投票は9月13日に予定されている。