同サイトによれば、「廊下を左に曲がるべきところを警察官らは右側に進んだ。1階の部屋の2人の住民は、この恐ろしく、けたたましい突入によって朝6時に乱暴に起こされた」。
老夫婦の娘によれば、彼女の母親は「寝室に自分にライトを向ける2人の武装した警察官がいるのに気づいた」という。警察は母親に息子の居所を尋ねたが、彼女は自分には息子はいないと告げた。
その後、警察は部屋を間違えたことに気がついた。後日、作戦遂行の責任者は老夫婦と連絡をとり謝罪を行い、突入による損害を賠償した。
不手際があったにも関わらず、警察官らは目指す容疑者の逮捕に成功した。捕まったのは、ユダヤ教のシナゴーグ襲撃準備の容疑者の36歳の男で、その部屋から手榴弾と刃物が発見されている。