「研究者らは、どの動物の細胞にウイルスがスキップする受容体があるかを調べています。比較的最近、ウイルスが定着し感染させる細胞構造をもつ40種類の動物が明らかになりました。特にイルカ、シロイルカ、シャチ、イッカク、アザラシなどのハクジラ亜目すべてが該当します。リスク群には人型類人猿も入りました。そのためアフリカではウイルスが伝染しないよう、いまゴリラの保護に取り組んでいます。」
ヴォロンツォワ氏はまた、水族館という環境では、海洋生物がヒトからウイルスを拾う危険が著しく高くなると語る。また逆もあるという。
同氏は「海洋生物の話に戻ると、シャチはとてもデリケートで、ヒトから感染しやすい性質をもちます。水族館では生物は獣医学者がいなければ生きられず、コロナウイルスは余分な負担となります」と語る。
ちなみにペットの中で感染症がよく確認されるのはネコである。先日、ロシアのネコにコロナウイルスが確認された。
© Sputnik / Savitskaya Kristina医療用マスク:使用説明書
医療用マスク:使用説明書
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