クリル諸島で大規模な遺骨収集活動

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ロシア東部軍管区のゴルデエフ報道官は1日、クリル諸島(千島列島)の島々で大規模な遺骨収集活動が実施されると発表した。

遺骨収集活動を行うのは、カリーニングラード州の遺骨収集団「ルィースィ」。「ルィースィ」は2019年、カリーニングラード州におけるソ連兵の遺骨収集活動に参加し、大祖国戦争で戦った第26近衛歩兵師団と第93東シベリア歩兵師団の兵士60人及び将校7人の遺骨を発見した。

「ルィースィ」は発足から14年間に戦場で行方不明となっていた兵士350人以上の遺骨を発見し、129人の兵士の身元を特定した。

第二次世界大戦時、第2極東戦線とソ連太平洋艦隊によるクリル上陸作戦が1945年8月18日から9月1日まで実施された。同作戦の結果、ソ連軍がクリル諸島の56の島(総面積1万500平方キロメートル)を占領、その後1946年にソ連領に組み込まれた。

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