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サハノヴィッチ選手 プルシェンコ氏の批判を受けて神経衰弱に陥ったと語る

© Sputnik / Pavel Lisitsynセラフィマ・サハノヴィッチ
セラフィマ・サハノヴィッチ - Sputnik 日本
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ロシアのフィギュアスケーター、セラフィマ・サハノヴィッチ選手(20)は2014年、所属していたエフゲニー・プルシェンコ氏のアカデミーを去った。しばらくしてプルシェンコ氏がサハノヴィッチ選手を批判したことで神経衰弱に陥ったという。サハノヴィッチ選手がロシア紙「ビジネス・オンライン」のインタビューで語っている。

サハノヴィッチ選手は、ロシアのジュニア選手権(2014年)のチャンピオン。国際スケート連盟(ISU)によるランキングでは現在40位。ジュニア選手権での優勝後、サハノヴィッチ選手はコーチの交代を決意。コーチをプルシェンコ氏からトゥトベリーゼ氏に変更した。2017年からは若手コーチ、アンゲリナ・トゥレンコ門下で研鑽を積んでいる。サハノヴィッチ選手はトゥレンコ氏の元でようやく平穏を得たという。

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サハノヴィッチ選手によると、プルシェンコ氏は2017年の秋頃、同選手がアカデミーを去ったことを裏切りと捉えていた。しかし、サハノヴィッチ選手が2014年にアカデミーを去ることにしたのは、一緒にトレーニングに取り組んでいた2人のコーチが「奇妙な事情で」解雇されたことが決め手だった。サハノヴィッチ選手によると、プルシェンコ氏がメディアで自分を公に批判するのをしばらく控えていた可能性があるという。

「プルシェンコ氏のインタビューを覚えています。そこでは私がなぜプルシェンコ氏を裏切ったのかが語られていました。私がまるで理由もなく裏切り、去ったかのようです。でもそんな簡単に関係が悪くなったりしません。私は悔しいんです。私のコーチが妙な事情でクビになったのですから」

サハノヴィッチ選手によると、このインタビューが元で神経衰弱やパニックを起こし、呼吸困難に陥ったという。

「頸椎が呼吸の神経を圧迫していましたが、2週間ほどで回復しました。辛かったけど、前に進まないといけませんでした」

前のコーチの元を離れ、プルシェンコ氏のアカデミーに移ったスタニスラワ・コンスタンチノワ選手(19)とアレクサンドラ・トルソワ選手(15)に展望はあるかとの質問にサハノヴィッチ選手は以下のように答えた。

「2人はトレーニングを積めば、良い結果を残すと思います。うまくいくことを願っています。スターシャ(コンスタンチノワ選手)とサーシャ(トルソワ選手)のことをとても心配していますし、応援しています。うまくいかなければ悔しく思うことでしょう。2人がプルシェンコ氏のアカデミーで夢を実現できるチャンスはあるでしょう。これからのことは2人にかかっています」

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さらにインタビューでサハノヴィッチ選手は、以前のようなトレーニングができない隔離生活の今、好きなことに取り組む時間ができたと語っている。

「アニメの大ファンの私ですが、大会期間中は見る余裕はありません。普段なら日中はトレーニングに取り組み、夜に勉強して、生活リズムをキープするために早めに寝なくちゃいけません。しかし今では明け方までアニメを見て、夜が白々と明ける頃に寝てもいいくらいです。でも正しい生活モードに戻るために、ゆっくりとリズムを取り戻す必要があります」

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インタビューによると、サハノヴィッチ選手は4回転ジャンプに取り組んでいる。また、ドクターヘリで働く母親のことを心配していると語っている。


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