店主のPukPikさんはこのまさかの光景に驚きながらも、生まれて間もないヒナを丁寧に手に取り、小さな段ボールの中に救出した。
「バロットとして食べられずに済んでラッキーだった」と語るPukPikさんは、従業員たちと話し合い、ヒナをお店の新たな一員として加えることに。間一髪で救出されたヒナは、まさに生まれながらの強運の持ち主だ。
バロットとは、孵化する寸前のアヒルのゆで卵。主にタイやフィリピンなど東南アジア諸国で食され、特にフィリピンでは屋台で気軽に買うことができる代表的なストリートフードのひとつ。