世界スマホ販売2割減 新型コロナの影響で

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2020年1〜3月における世界のスマートフォン販売台数は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で前年同期比で20.2%減少した。日本ビジネスプレスが伝えている。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界各国で外出制限措置が導入された。また、経済活動が一時停止になったことで、消費者の購買意欲が抑えられ、スマホ需要が急激に落ち込んだ。

さらに、感染予防対策で中国のスマホ工場が一時閉鎖となった影響も大きいと見られている。

世界三大スマホのSamsung、華為技術(ファーウェイ)、Apple全てで1〜3月における販売台数は減少。Samsungの販売台数は約5533万台で、これは前年同期比マイナス22.7%。ファーウェイは約4249万台で27.7%減少し、3社の中で落ち込みが最も大きい。

一方、Appleは約4092万台で、減少率は8.2%と、減少幅は比較的小規模でとどまっている。その理由としてガードナー社は、Appleは他のメーカーに比べて中国市場の依存度が低い点を挙げている。また、Appleもサプライチェーンが混乱、小売店舗の一時閉鎖という状況におかれたが、以前からオンライン販売が強いAppleは他のメーカーよりパンデミックの影響が小さいという。

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