その長編アニメの原作は、英国の作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの遺作となった児童向け小説『アーヤと魔女』。企画を宮崎駿氏、監督は駿氏の息子である吾朗氏が担当する。
『アーヤと魔女』は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤの物語。アーヤはある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と生活を共にすることになったことから物語は始まる。
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「コロナの後、世界はどうなるのか?『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか」を何度も考えたという。鈴木氏は「この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました」と語った。
スプートニクは以前、吾朗監督の最新作はフルCGアニメ。その作品は英国の物語をもとにしたものになると報じていた。