地域別では、新規感染者の最多はモスクワ市の1998人。次にモスクワ州(767人)、サンクトペテルブルク市(375人)と続く。
ロシア全国の新型コロナ感染者は累計44万1108人となった。この24時間で169人が死亡、8666人が治癒した。全国の死者合計は5384人、回復者は計20万4600人となった。
ここ数日、当局はCOVID-19の状況は落ち着きを見せ始めたと繰り返し発表、多くの地域における制限緩和の理由としている。
新ルールのカフェ
制限緩和を控え、モスクワでは3000軒の夏のオープンカフェの準備が始まった。モスクワ副市長は「レストラン経営者が(オープンカフェ)設営を開始できるのは数日後のことだろう。カフェの一斉開始日はまだ決まっていないが、経済活動を一刻も早く回復するため、制限緩和に向けて準備を整えることが重要となる」と語った。副市長は、すべての施設が安全策を守る義務があると強調。テーブル間の距離は1.5メートルを保ち、訪問客の体温を測定する義務があるという。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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