北朝鮮側は、国境を越えてビラを撒く脱北者団体などの活動に対し、韓国側に再発防止の策を講ずるように求めている。一方の韓国側は、それは市民の言論の自由を侵害すると考えている。
体制批判などプロパガンダの最も一般的な方法として、北朝鮮にビラを入れた風船を飛ばす方法が知られている。
扇動家の中には脱北者が多く含まれ、このことも北朝鮮を特に憤慨させている。
この数か月間で南北関係は大きく悪化。これより前、南北軍事境界線(非武装地帯)で銃撃戦が発生した。報道によると、先に発砲したのは北朝鮮側で、その後、韓国側が警告発砲したという。