これら3枚の写真から、アンバルナヤ川に燃料が流れ出し、その燃料をせきとめるべくオイルフェンスを張り巡らしている様子や、地面に流出した燃料を取り除くための掘削作業の痕跡が確認できる。
Роскосмос выполняет космический мониторинг разлива топлива в Норильске с помощью российской орбитальной группировки#ДЗЗ #ОрбитальныеГруппировки pic.twitter.com/2CIFnynVAL
— РОСКОСМОС (@roscosmos) June 4, 2020
5月29日、ノリリスク(クラスノヤルスク地方の北部)の火力発電所の第3プラントのディーゼル燃料貯蔵タンク1基が破損し、約2万1000トンの燃料が流出した。ロシア政府は3日、同地方に非常事態宣言を発令した。
連邦天然資源監督局によると、燃料6000トンが土壌に、約1万5000トンが付近の川に流出したという。
ウラジーミル・プーチン大統領は、捜査機関に発電所の職員を調査するように指示。第3プラントのビャチェスラフ・スタロスチン所長が拘束された。同所長はまもなく起訴される。