OHCHRは「日本政府が重要な議論のための時間あるいは機会を提供せずに放射性廃棄物に関係する水の海洋放出に関する予定を早めたとの報告を深く懸念している」と発表した。またOHCHRは「信頼できる情報筋」から、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が延期されたため、日本政府にはこの問題に取り組む機会が生じたとの報告を受けていると指摘した。
国連、日本に汚染水の海洋放出に関する決定の先延ばしを求める 福島第1原発
2020年6月9日, 20:55 (更新: 2020年6月9日, 20:56)
© AFP 2023 / Fabrice Coffrini資料写真
© AFP 2023 / Fabrice Coffrini
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国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は9日に声明を表し、福島第1原子力発電所の汚染水の海洋放出について、日本国内および国際的な深い議論を行うまで最終決定を先延ばしするよう日本側に求めた。