慶応義塾大学や東京医科歯科大学をはじめ多くの大学の研究者らが、症状が現れていないケースも含め、新型コロナウイルスに感染した日本人500~600人の血液採取などを行う研究グループを立ち上げた。研究者らは、感染の重症化の進展に関連する遺伝子を見つけるため、遺伝子配列とそれぞれの患者の症状を分析する。
研究結果は、2020年の9月頃にまとめられる予定だ。
研究者らがこうした研究を行うことになったきっかけは、日本や他のアジア各国での新型コロナウイルスによる死亡率が、欧米に比べ極めて低いことに注目した世界中の研究者の共通した関心が背景にある。
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